斎場ってどんな場所?特徴や種類、一日の流れを紹介

斎場

斎場(さいじょう)とは、通夜や葬儀などを行なう場所のことをいいます。

斎場は、葬儀を行なう際によく耳にする言葉ですが、実際のところ、斎場がどういった場所なのか詳しく理解している人は少ないかもしれません。

この記事では、斎場の特徴や種類、一日の流れについて解説していきます。
ぜひ参考にしてください。

斎場の特徴や種類について

斎場とは、通夜・葬儀・告別式など、葬儀の儀式全般が行なわれる場所のことです。
別の言い方では、「葬儀場・セレモニーホール・葬儀会館」などと呼ばれることもあります。
遺体を安置する霊安室や会食室、宿泊施設などを完備していることもあるなど、施設によって、設備に違いがあるのが特徴です。

斎場は、市区町村が運営している公営の斎場、葬儀社や組合が運営している民間の斎場と大きく2つに分けられます。
公営の斎場は、利用料金の安さがメリットですが、人気のため予約が取りづらいという点がデメリットです。
また、民間の斎場は、公営よりも設備が充実していますが、利用料金が高いのが特徴です。

それぞれメリットやデメリットがあり、ニーズや予算に合わせて選ぶことができます。

また、自宅を葬儀会場として利用することもできますが、スペースに限りがあり、ご近所にも配慮が必要なため、あまりおすすめできません。

斎場での一日の流れ

ここでは斎場での実際の流れを以下で解説します。

1.斎場に集合
葬儀開始30分~1時間前から参列者の受付を開始
遺族は早めに集合して当日の流れを確認する

2.葬儀、告別式
仏式の場合だと、僧侶入場・読経・焼香・僧侶退場・喪主あいさつという流れで行なわれる

3.出棺
霊柩車やマイクロバスなどで火葬場へ移動する
斎場併設の火葬場の場合は、建物内を徒歩で向かう

4.火葬、拾骨
火葬後は遺族が中心となり、遺骨を骨壷に納める

5.斎場へ戻る

6.初七日法要
初七日法要は、本来は死後7日目に行なうものですが、最近では日程の調整が難しく、火葬後に繰り上げて行なうことが多い

7.精進落とし
精進落としは、遺族が葬儀後に僧侶やお世話になった方をねぎらうための会食のこと
葬儀や火葬の時間帯によって行なうタイミングは異なる

8.散会
斎場は故人を送り出すための場所なので、終了したら静かに退出する

まとめ

斎場とは、通夜・葬儀・告別式などの儀式全般が行なわれる場所のことです。

市町村が運営する公営の斎場、葬儀社や組合が運営する民間の斎場と大きく2つに分けられ、それぞれ利用料金や設備などに違いがあります。

斎場の特徴や流れを把握しておくことで、いざというときにも慌てることなく、故人との最後のお別れの時間を大切に過ごせるでしょう。

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